医療・医学論文
英語論文の翻訳は、専門分野の知識を持つ翻訳者でないと難しい分野です。医療・医学論文の場合、領域ごとに必要な知識が大きく異なるため、まずは自身の研究分野に精通している翻訳者がいる業者を探すことから始めましょう。論文の受理までには複数回の再校正が必要なこともあるため、アフターフォローの手厚さも重要です。
医療・医学論文の翻訳とは
医療や医学の分野に携わる研究者は、海外の学会に参加する機会も多く、英語が達者なため英語論文も自分で書いている…と思われていますが、意外にも翻訳サービスや、英文校正サービスが良く利用されています。
専門分野、しかも論文レベルとなると、翻訳者にもかなり高い専門知識が求められます。サービスによっては、翻訳だけでなく内容にまで踏み込んでアドバイスをしてくれるものもあり、研究者達は「論文を発表する前に第三者にチェックしてもらう場」としても専門知識を持つ翻訳業者を重宝しています。
また、日本語の論文は自分で書くが、英語翻訳している時間があるなら別の研究に時間を割きたい、という研究者にも論文翻訳サービスは好評です。
海外で発表された論文の内容をいち早く日本国内のスタッフに共有したいときにも、翻訳会社は大活躍します。英語でもある程度は理解できたとしても、やはり母国語の文書と比べると、どうしても記憶に残りづらいものです。
論文翻訳は研究者レベルの深い知識と高い翻訳技術が求められるため、論文専門の翻訳業者も存在するほど。新しい技術や研究は留まることがありませんので、翻訳の需要は高まる一方でしょう。
医療・医学論文の翻訳にかかる費用
英→日(1単語あたり) | 日→英(1文字あたり) | |
---|---|---|
A社 | 9.6円~ | 8.6円~ |
B社 | 10円~ | 10円~ |
C社 | 9円~ | 12円~ |
このサイトで紹介している会社の単価を一例として掲載をしています。(2021年12月時点の情報)
医療・医学論文の翻訳業者を選ぶ際の注意点
医療・医学論文の翻訳に必要なのは、「専門性」。きちんと各分野に精通した翻訳者に対応してもらわないと、大幅な手直しが必要になり余計に苦労する羽目になります。医療医学と纏めてしまっていますが、実際はこの中でも非常に多くの枝分かれをしており、各分野によって必要な知識は全く異なります。そのため、自分が依頼する論文と同じ分野での対応経験があるか、その分野に精通する翻訳者は在籍しているのか、事前に問い合わせてみると良いでしょう。
また、論文が正式に受理されるまでには複数回の再校正が必要になるケースも多々あります。これを毎回ゼロから翻訳依頼していると、膨大な時間・費用が翻訳工程で飛んでいくことになるでしょう…。翻訳サービスの中には、期間限定で再校正を無料で引き受けてくれるサービスもあるので、複数回手直しをすることを考えてフォローが手厚い、もしくは費用が安い業者を選びましょう。
研究者の中には「翻訳サービスまでは要らないが、英文のチェックはして欲しい」と言う方もいます。多くの翻訳会社は「英文校正サービス」を提供しており、ネイティブスピーカーが英語表現や文法におかしなところがないか、確かめてくれます。もちろん、論文ならば専門分野に精通した方が対応します。翻訳サービスよりは費用が抑えられるため、英語論文作成に自信があるならこちらを利用してコストカットするのがお勧めです。
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