財務諸表
財務諸表とは、主に確定申告などに使用するため会社の収支や業績をまとめた書類のこと。各国に子会社を持っている場合、確定申告はそれぞれの国のやり方に従って行わねばならず、特に初年度の経理担当者は資料作りに相当苦労します。各国のフォーマットを使用した書類も、翻訳会社にお任せすればサクッと資料が仕上がります。
財務諸表の翻訳とは
財務諸表とまとめてしまいましたが、特に貸借対照表・損益計算書・利益処分計算書・付属明細表の4つの書類が重要となります。企業の業績や経営状況を数字で理解するために欠かせない書類であり、確定申告の際にも必ず添付することを要求されるものです。
海外で事業を行っている場合、日本に本店を置き海外は「支店」という扱いならば、国内の売上と合算した上で日本の税務署が処理するため、外国税率控除以外の特別な処置は必要ありません。ですが、現地子会社を設立した場合は、日本の親会社とは別物として扱われるため、税金の申告等も全て海外で対応しなければなりません。
とはいえ「数字がメインの資料だから、自分で作成してもそんなに苦労するものではない」と考えている方も多いでしょう。ですが、これら財務諸表は各国によって書類の書き方が異なります。日本で使っているフォーマットをそのまま英語に翻訳すれば良いというわけではなく、海外での申告方法について担当者が1から学ばなければなりません。
その際、金融関連の翻訳に強い翻訳会社を利用することで、ゼロからのスタートではなくなります!自社の数字を使い、各国のフォーマットに則った形で財務諸表を納品してくれるため、どのように資料を作ればよいのかが手に取るようにわかるようになります。
財務諸表の翻訳にかかる価格
英→日(1単語あたり) | 日→英(1文字あたり) | |
---|---|---|
A社 | 14円~ | 9円~ |
B社 | 10円~ | 10円~ |
C社 | 18円~ | 16円~ |
このサイトで紹介している会社の単価を一例として掲載をしています。(2021年12月時点の情報)
財務諸表の翻訳業者を選ぶ際の注意点
ほとんどの国において、確定申告は1~3月に書類をまとめて提出する必要があるため、この時期は金融関連の翻訳も混み合います。期限内にきちんと提出するため、翻訳作業のスピード感は必要不可欠。なるべく多くの翻訳スタッフ・チェッカーが在籍しているところならば、待ち時間なく担当者が割り振られるでしょう。
また、各国の財務関連に関する知識がきちんと備わっていることも必須。異なるフォーマット等で作成された文書は、当然ながら各国の税務署では受け入れてもらえません。翻訳業者の再選定、締め切りに間に合わせるために特急プランを利用…など、ムダにお金をかけることになってしまいます。初めから各国の財務関連書類の作成経験がある会社に依頼することで、不要な時間・お金を浪費せずにスマートな確定申告が出来るでしょう。
確定申告関連業務を自分で行っている方はよくご存知でしょうが、必要書類を不備なく準備し、提出し受理されるまでにはかなり苦労するものです(国内でも多くの会社が税理士を雇い、依頼していますよね)。これを他国の言語・フォーマットで…と考えると、相当気が滅入るでしょう。無駄な苦労を背負い込まないためにも、必要に応じてアウトソーシングし、経理部門の負担を減らしていきましょう。
<保存版>翻訳会社の正しい選び方
~3つのポイントを伝授~を読む
3社の料金を徹底比較
※当サイトに掲載されている翻訳業者の中から、無料トライアルに対応しており、問合せ・見積もりへの対応スピードが1時間以内と明記されている業者を翻訳料金の安い順(和訳と英訳の平均単価)に3社紹介(2021年8月調査時点)