2.対応スピードを見比べる
対応スピードの早い翻訳会社は、急ぎの案件を抱える企業の担当者にとってまさに救世主となる存在。しかし、いくら対応の早い翻訳会社でも、品質が低ければその後の修正に時間がかかる恐れもあります(場合によっては担当者自らが修正を加える、なんてもことも…)。
そうならないためにも、対応スピードの早さと一緒に品質の高さを見極めることが重要。ここではそんな「品質」担保のために「無料トライアル」と「ネイティブチェック」の工程を設けている業者をご紹介。また対応スピードが早く、品質の高い業者の見極め方も解説しています。
※当サイトに掲載されている無料トライアルとネイティブチェックに対応している翻訳業者の中から、問い合わせや見積もりへの返答が最短1時間で対応可能な3社(2021年9月調査時点)
スピーディー・高品質な翻訳を行う翻訳会社3選
※見積もりスピードは最短時間を記載しています。
ユレイタス | ケースクエア | FUKUDAI | |
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見積もり スピード (最短) |
1時間 | 1時間 | 1時間 |
納品 スピード (英語1,000単語) |
1営業日 | 1営業日 | 1営業日 |
納品 スピード (日本語1,000文字) |
1営業日 | 1営業日 | 2営業日 |
ネイティブチェック | 〇 | 〇 | 〇 |
公式HP |
ユレイタス
引用元:ユレイタス公式HP
https://www.ulatus.jp/
東京大学・大学院、京都大学・大学院、東京医科歯科大学、MIT、内閣府、放射線医学総合研究所、海洋研究開発機構、キヤノン株式会社、田辺三菱製薬株式会社 ほか多数
学術研究論文に特化した専門の翻訳サービス
ユレイタスの翻訳サービスは、医学・薬学やライフサイエンス、人文社会科学など学術分野の研究論文を対象としています。対応分野を拡大する翻訳サービスが多くみられる中で、学術論文に集中している点は大きな特徴です。また、専門に特化しているからこそ、より正確でわかりやすい翻訳が可能だといえるでしょう。翻訳を担当するのは、1,117に分けられた専門分野に該当する翻訳者です。
料金 | 英→日 | 1ワード9.6円~ |
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日→英 | 1文字8.6円~ | |
口コミ |
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ケースクエア
引用元:ケースクエア公式HP
https://www.wayaku-service.com/
国土交通省、内閣府、東京大学、京都大学、慶應義塾大学、帝人株式会社、IHI、トヨタ自動車株式会社、三井情報株式会社、スピードファムクリーン株式会社、ドコモ株式会社 ほか多数
和文英訳・英文和訳に特化した翻訳サービス
世界の共通語ともいえる言語となっている英語は、これからのネット時代にますます重要性を増すと考えられています。そのため、日本語と英語間での翻訳サービスの重要性も大です。そこで和文英訳と英文和訳だけに特化したサービスを提供しています。さまざまなニーズに対応する翻訳サービスは365日24時間受付です。
医学や金融、法律をはじめとし、さまざまな分野に対応しています。対応可能かどうかわからない場合でも無料見積もりを依頼してみましょう。
料金 | 英→日 | 1ワード8円~ |
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日→英 | 1文字8円~ | |
口コミ |
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FUKUDAI
引用元:FUKUDAI公式HP
https://www.fukudai-trans.jp/
内閣府/財務省国際局/警察庁/東京大学/早稲田大学/京都大学/慶応義塾大学/株式会社 富士通総研/国立病院機構 東京医療センター/なかむらレディースクリニック/みずほ法律事務所/税理士法人第一会計コンサルタント/NHK福岡放送/テレビ朝日/株式会社JTB九州/住友商事株式会社/㈱バンダイナムコアミューズメント/株式会社アミューズ/東建コーポレーションほか多数。
無料見積60分以内!特急依頼もできる頼もしさ
FUKUDAIの英語翻訳は、最も厳しくチェックが行われるプレミアムから気軽に依頼できるエコノミーまで3つのプランが用意されています。
プレミアム以外は最短で2営業日以内に納品してもらえるとのことで、非常にスピーディー。どのプランでも選べる「特急」や「お急ぎ」便を選べば、さらに納期を短縮することも可能です。
依頼する分量が多いほど特急やお急ぎ便もオトクになるため、特に5000単語以上の案件でお悩みの方は検討してみてはいかがでしょうか。
料金 | 英→日 | 1ワード9円~ |
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日→英 | 1文字12円~ | |
口コミ |
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対応スピードも大事!ですが、本当に大切なのはその後の工程
急ぎで翻訳作業が必要なとき、重視するのは翻訳スピードですよね。早ければ早いほど助かるものですが、早さを重視するときに軽視してはならないのが「品質」です。品質をおろそかにすると、その後社内で度重なる修正に追われて、余計に時間がかかってしまった…なんて事態にもなりかねません。
スピード納品されたのは良いものの、読んでみると訳文の言い回しがおかしい。通じない。社内用語・専門用語が変な翻訳になっている。これを修正するには、再依頼するか、貴方自身が時間を割いて手直しするか、の2択です。
こうして無駄な時間・手間をかけるのであれば、初めから丁寧な翻訳・チェック工程が整っている翻訳会社を選ぶのが賢い方法だと思いませんか?高品質、かつ対応スピードが早い会社こそが、素早く翻訳できる近道なのです。
対応スピードだけで選ぶのは危険?翻訳会社選びの注意点
対応スピードが早い=社内スタッフ全ての動きが早い、というわけではありません。中には、対応工程をぐっと減らしてあたかもスピーディーに翻訳・チェックを通しているように見せかけている可能性も。その場合、結局自分の手で修正する箇所が非常に多く、手間を増やすだけになる可能性も!
スピードの早さも大切ですが、その後の手間を考えると「どの程度チェック工程が組み込まれているか」も重要なポイント。翻訳者以外に、最低でもクロスチェック(翻訳元言語のネイティブによるチェック)、ネイティブチェック(翻訳先言語のネイティブによるチェック)のどちらかの工程をきちんと経て納品される業者が良いでしょう。特にネイティブチェックは、翻訳した資料の使い勝手の良さに直接影響しますので、できる限り利用するようにしましょう。(上記3社は全てネイティブチェックを利用できます)
急ぎの資料を作る際、対応スピードが大切なのは当たり前。その他にも料金や会社の実績、信頼性など、翻訳会社の決め手となるポイントはいくつもあります。急ぎの資料が発生してから会社を選定しているのでは遅すぎるため、事前にいくつかの会社をリストアップしておきましょう。
<保存版>翻訳会社の正しい選び方~3つのポイントを伝授~を読む▶
3社の料金を徹底比較