英語翻訳を依頼する際のポイント
日本語から英語、英語から日本語といった英語翻訳を翻訳サービス会社へ依頼したい場合、どのようなポイントへ注意すれば良いのでしょうか。ここでは英語翻訳の依頼において確認しておくべき点や内容を紹介しています。
英語翻訳依頼時に確認したいポイント
対応する分野/業界に適合した文書種別を選べるか
例えば法律関係の英語文書を日本語へ翻訳する場合と、日本語の技術マニュアルを英語へ翻訳する場合では、必要とされる知識やスキル、経験といったものも大きく異なります。
同じ英単語であっても、文脈や業界によって異なる意味を持っていたり、同じ表現でも業界によって認められない場合があったりと、翻訳条件は様々です。
そのため、自分が求める文章の種類や業種に応じて、適切に翻訳スタイルや翻訳スタッフを選べるかどうかは必ず確認しておきましょう。
ネイティブ話者によるチェックがあるか
異なる言語間において、文法として正しくとも、直訳では正確に意図が伝わらない恐れもあります。そしてそのような状況への対応方法は必ずしも専門知識を勉強して得られるとは限らず、各言語圏の文化や伝統、歴史的背景といったルーツに根ざす人々の間でニュアンスとして共有されている場合もあるでしょう。
そのため、本当に文章の意図や文脈が伝わっているのか、日本文化にも慣れ親しんでいる英語のネイティブ話者に確認してもらうことが大切です。
ただし、英語圏であっても地域によって理解やニュアンスが異なるため、どのような地域で活用したい文章かも合わせて考えておきます。
翻訳工程について明確に提示されているか
誰がどのように翻訳を行って、翻訳された文章について誰がどのタイミングでチェックを行うのか、全ての工程について内容をきちんと提示してもらえるかも重要ポイントです。
守秘義務や情報セキュリティ対策への備えは万全か
企業秘密や未発表の商品性能など、翻訳を依頼する文書の中には非常に重要な情報が含まれていることも少なくありません。
そのため、翻訳サービス会社へ依頼する際には、それぞれの会社がどのような体制で情報セキュリティ対策に取り組んでいるのか把握しておくことが不可欠です。
翻訳者へ守秘義務を課していることは当然として、企業全体の情報管理体制も確認しておきましょう。
英語翻訳を依頼できる会社
※2023年4月12日現在「英語 翻訳依頼」と検索して、上位1ページ以内に公式サイトが表示される業者を紹介しています
ビーコス
ビーコスはネイティブ翻訳者による多段階チェックを活用したクラウド型オンライン翻訳サービスです。翻訳者の指名や過去に翻訳を依頼した翻訳者への再依頼にも対応しており、翻訳コーディネーターによるサポートでネイティブ翻訳者とのコミュニケーションも細かく行えます。翻訳後の評価で初回利用料金が10%オフになります。
料金
- 英訳(日本語から英語):単価4.5円~
- 和訳(英語から日本語):単価8.1円~
- ※納品時期や品質によって金額は変動。
参照元:ビーコス公式HP(https://www.trans-pro.net/03level/fee)
Gengo
Gengoは、翻訳を依頼したいユーザーと、翻訳スキルを持ったユーザーを結びつけるオンライン翻訳プラットフォームです。翻訳料金の見積が無料になっている上、10万文字以上の翻訳や長期継続を前提とした依頼についても相談できます。条件によっては納期が最短3時間内という短納期ニーズへの対応力も見逃せません。
料金
- 英訳(日本語から英語):4円~(スタンダード)
- 和訳(英語から日本語):8円~(スタンダード)
- ※納品時期や翻訳者のスキルなど条件によって金額は変動。
参照元:Gengo公式HP(https://gengo.com/ja/terms-of-service/pricing/)
インフォシード
インフォシードは世界規模で翻訳者と翻訳ニーズのマッチングをサポートする翻訳仲介サイトであり、24時間365日体制で翻訳者を探すことができます。一般的な翻訳はもちろん、医学系・産業系・法務系といった専門性を前提とする翻訳にも対応しており、品質やコストに合わせて3つの翻訳方法から料金や翻訳者を比較検討できる幅広さが強みです。
料金
- 英訳(日本語から英語):4.95円~(急いで翻訳)
- 和訳(英語から日本語):7.15円~(急いで翻訳)
- 選んで翻訳:翻訳者ごとに見積を取得
- 公募で翻訳:複数の翻訳者の見積を比較
参照元:インフォシード公式HP(https://web-trans.jp/language/english/)
FUKUDAI
FUKUDAIの英語翻訳では、海外留学の経験を有するネイティブ翻訳者が翻訳作業を担当している上、仕上がりの言語に合わせてネイティブ人材が校正者として多段階チェックを行っています。費用について問合せから原則60分以内の見積回答が目指されており、翻訳の料金や納期について速やかに知りたい人にとって魅力的でしょう。
料金
- 英訳(日本語から英語):4円~(エコノミー品質・7,001文字以上)
- 和訳(英語から日本語):1円~(エコノミー品質・1~1,000文字)
- ※実際の料金は原稿文字数や分野、納期などによって変動。
参照元:FUKUDAI公式HP(https://www.fukudai-trans.jp/trans/english-trans.html)
クリムゾン インタラクティブ
125カ国・50言語超の翻訳サービスを提供する翻訳サービス会社です。機械翻訳を活用した低価格プラン(レベル1)から、翻訳者によるバランス翻訳(レベル2)、さらにクオリティを追究したクオリティ翻訳(レベル3)など、品質と予算に合わせてプランを検討可能。翻訳原稿に関するアフターサービスも用意されています。
料金
- 英訳(日本語から英語):8.75円~(レベル1・6,001文字以上)
- 和訳(英語から日本語):9.7円~(レベル1・6,001単語以上)
- 英訳600文字までの無料トライアルあり
- ※レベル1は「機械翻訳+ポストエディット」による翻訳です。
参照元:クリムゾン インタラクティブ公式HP(https://www.ulatus.jp/translation-service-pricing.htm)
ケースクエア
ケースクエアは英文和訳と和文英訳に特化した翻訳サービス会社です。対応言語を日本語と英語に限定することで、翻訳スキルの専門性を強化して成果物の品質向上と低コスト化を同時に追求している点が特徴です。また、様々な分野の英語翻訳に対応しており、業界やテーマに合わせて必要な翻訳者を複数提案してもらえることも強みとなっています。
初回お試し割引など割引制度があり、初めてサービスを利用する際に翻訳無料トライアルサービスも利用できます。
料金
- 英訳(日本語から英語):日本語1字につき8円~(スタンダード翻訳)
- 和訳(英語から日本語):英語1単語につき8円~(スタンダード翻訳)
- 英訳(日本語から英語):日本語1字につき9.4円~(クオリティ翻訳)
- 和訳(英語から日本語):英語1単語につき9.4円~(クオリティ翻訳)
参照元:ケースクエア公式HP(https://www.honyaku-service.com/fee/)
翻訳センター
翻訳センターは1986年に医薬分野専門の翻訳サービス会社として創業されて以来、工業分野や特許分野、金融・法務分野といった専門性を追求した翻訳サービスを提供してきました。世界各国の様々な国やエリアで使われている言語の内、80言語の翻訳に対応しており、中でも英語と日本語の翻訳が依頼の大部分を占めている点は英語翻訳サービスを検討しているクライアントにとって重要でしょう。
料金の見積りについても専門性を考慮して無料相談が可能です。
料金
- 要問合せ
さくら行政書士翻訳サービス
さくら行政書士翻訳サービスでは、行政書士や日本翻訳連盟&翻訳者評価登録センターに登録されている日英認定翻訳者など、資格・専門スキルを備えた翻訳者による翻訳サービスを提供しています。翻訳後の成果物に対して、イギリスやオーストラリア、スリランカなどで利用できる翻訳証明書を無料添付しており、対応国であれば行政機関への申請書などに活用することが可能です。
翻訳する対象によっては即日納品にも対応してもらえる短納期も強みです。
料金
- 英訳(日本語から英語):戸籍謄本などの各種証明書3,000円~
- 和訳(英語から日本語):各種証明書3,000円~
- ※証明書以外の文書については別途見積。
参照元:さくら行政書士翻訳サービス公式HP(https://wwtransjapan.com/price-list/)
技術翻訳株式会社
技術翻訳株式会社は1967年に創業された翻訳サービス会社であり、それぞれのクライアントに対して専任のスタッフが相談から納品、アフターサポートまで一貫対応しています。主として技術系ドキュメントの翻訳作業や専門用語を使った文書の翻訳を取り扱っており、機械翻訳でなく人力翻訳を重視した翻訳サービスにこだわっていることも特徴です。
料金は翻訳の難易度により「一般原稿」と「特別原稿」の2パターンが設定されています。
料金
- 英訳(日本語から英語):文字単価12.5円~(一般原稿)
- 和訳(英語から日本語):ワード単価26円~(一般原稿)
※英訳の最低価格として22,000円(税込)が設定されています。
参照元:技術翻訳株式会社公式HP(https://www.tratech.co.jp/rate/)
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